みなさま、こんにちは☆
昨日は神楽坂駅前PJの1階の配筋工事進捗状況をお届け致しましたが・・・
本日は・・・
同じく神楽坂駅前PJの鉄筋の間に見えるもの!?をご紹介します!!
配筋の一部をアップした様子です!!
まずは赤の〇印のものから。
こちらは『スペーサー』と言います。鉄筋の間隔や型枠との距離を一定に保ちます。
鉄筋コンクリート造の場合、鉄筋を組み立て、型枠を組んで生コンクリートを打設をするんですが、
その際、組み立てた鉄筋の位置や間隔が狂うと、強度に影響を及ぼす恐れがあり、またかぶりの厚さ(鉄筋を覆うコンクリートの厚み)が不足すると鉄筋が参加し、鉄筋コンクリート構造物の強度を低下させる結果となってしまいます。
そこで、そういった事が起こらないようスペーサーを使用することで、鉄筋の間隔や型枠との距離を一定に保ち、またかぶり不足になるのを防いでいます。
続いて・・・青の〇印のものです。
鉄筋の間にあるグレーの筒形の部品がありますね。これは設備スリーブになります。
スリーブは、吸気・排気を行うための通気口や設備配管類のために、あらかじめ埋め込んでおく筒状の金属管のことを言います。コンクリートを打設した後に取り外します。
スリーブの箇所は強度が落ちてしまうので、強度を保つために、周辺には配筋を補強しています。
最後に配筋の間のオレンジの管です。
これはCD(シーディー)管といいます。
正式には合成樹脂製可とう電線管(Combined Duct)と言います。
電線を通すための管で塩ビパイプと違い、自由に曲げることができ、波型の形状をしているので、電線やケーブルを通すときの抵抗が少ないんです。
今回はここまでです。
次回は基礎のコンクリート打設後の様子をお届け予定です!!
お楽しみに!!
仮称)神楽坂駅前プロジェクト
2018年7月完成予定
RC造地上9階建
1階店舗×1戸 1K×8戸